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人種の融和ってそんなに簡単じゃないなって話

 

突然ですがアメリカや欧米諸国と言われて思い浮かべることはなんでしょうか?

 

自由の国? 人種のるつぼ? 多様な人種が仲良く共存?

 

今でこそ民族、人種による格差、紛争がしばしばニュースなど取り上げられ現実を直視している人もいますが、いまだにこういった「幻想」を特にアメリカに対して抱いている人が多いのも事実です。

 

私自身、海外生活を何度か経験していくうちにこうした「幻想」を感じることがしばしばありました。

 

このような現象を気軽に見られる場所としては大学が挙げられます。

旅行の際に1度訪問してみることをおすすめします。


そこではアジア系アメリカ人、アフリカンアメリカン、さらにはアジア人、中東出身の人々など、いわゆる人種や出生ごとのグループに分かれ交流しているのがしばしば見て取れます。

 

では、なぜ彼らは他の「人種」と交流しないのでしょうか。

 

相手のことが嫌いだからでしょうか。

 

おそらく違うでしょう。

 

それは、ただ単純に似たような出生や文化を持つ人々と交流するほうが「居心地」がいいからなのです。

出生が違えば文化の相違が生まれるのは当然、そのような環境で生活することは想像力を働かせなければいけないのとともにストレスが無意識にかかっていくものです。

 

 

実際、海外経験のある友人から「アメリカ人と何を話せばいいのか分からない」や、「やっぱりアジア人といたほうが居心地は良い」というような話はよく聞きます。

 

留学やその他海外滞在中に一番仲良くなるのは結局、中国や韓国、台湾人などといったことは決して珍しくなく(もちろん言語力が比較的似通った留学生のほうが仲良くなりやすいという面もありますが)、アメリカ人と仲良くなる場合もせいぜい日本のアニメや漫画、文化に興味のある人々に限られているということも十分起き得ます。

#もちろん日本に興味のないアメリカ人と友達になれないとは言いませんよ。こちらが心を開けば受け入れてくれる人が多いのも事実です。

 

 

みんな仲良くと内心では思っていても実際にはなかなかうまくいかないのには、こうした似たもの同士で交流することの「居心地」の良さが関係しているのかもしれません。